January 25, 2020

「濃縮色素を作る」

カラム抽出で作った抽出液も、従来の方法で作るものよりずっと濃いものができるのですが、さらに濃縮してみました。濃縮は減圧濃縮装置*を使うことで、色素を熱や酸素で痛めることなく高速で濃縮できます。濃縮段階で殺菌されるので、濃縮色素は冷暗所で保管することで長期間使うことができます。

この方法は、特に水に溶けやすい色素(花やブドウ果皮に含まれるアントシアニン類など)に有効です。

濃縮色素は水に溶けやすいので、応用範囲は大変ひろいです。

・水や炭酸水に濃縮色素を1滴とFSEフレグランスをを1滴加えてノンカロリードリンク

・氷を作ると...

January 25, 2020

2020春新セミナー「カラム抽出応用編」~濃縮色素・粉末色素を作る~

「カラム抽出」は、ほんの少しの材料から短時間で濃厚な色素を抽出できる方法で、多くの皆様から驚きと喜びの声をいただいています。カラム抽出で従来の草木染が身近なものになりましたが、その応用は草木染めだけにはとどまりません。「カラム抽出応用編」は、抽出液を使って様々な応用方法を学ぶセミナーです。

◆ セミナーで学べる事

【濃縮色素を作る】

 濃縮色素は、カラム抽出で作った抽出液を、さらに20~50倍に濃縮したもので保存もできます。赤、黄、青などカラフルな色で、3原色から様々な色...

January 13, 2020

LSアカデミーは、今までに、花の香りをそのまま抽出できる「カプセル蒸留」「FSEフレグランス」、ハーブの有効成分を濃厚に抽出する「ハーブ真空抽出(HVE)」「HVEチンキ」など、生活を豊かに、楽しくする方法を開発してきました。
さらに、「カラム抽出」は、植物の持つ自然の色を抽出します。
これらの方法を組み合わせると、今までになかった、香水、フレグランス、化粧水、クリーム、石けん、美容オイル、草木染のストールやセーターなど、ワクワクする楽しみが広がってきます。
あとは、あなたのアイデア次第! LSアカデミーは皆さんの夢を形にするお手伝...

January 13, 2020

紅葉前線はだいぶ下りてきて、町中でも紅葉が見られるようになってきました。
週末、山麓で落ちたばかりのもみじの葉を集めてもみじ染めをしてみました。
もみじなどの紅葉の赤はバラやコスモスなどと同じアントシアニンの色です。紅葉の抽出は花びら染めと同じ方法を使います。
カラム抽出だと、10分でこのような真っ赤な染液を作ることができます。しかし、アントシアニンは木綿を染めにくいので、もとのもみじのような真っ赤には染まりませんが、薄いピンクに染まりました。

January 13, 2020

新緑の緑、森林の緑、苔の緑など、緑は自然の色を代表するものです。この緑のもとである葉緑素(クロロフィル)を色素として使いたいという望みは昔からありました。
古代から草の緑を使った染色は研究されてきましたが、葉緑素は水に溶けない、不安定(分解しやすい)ことで実用化されていませんでした。緑に染めるには、黄色の染料と青の染料を重ね染めするしかありませんでした。
草木染をされている方はご存知と思いますが、染色工芸家である山崎青樹氏は、30年ほど前に若葉を使った緑染めの方法を世界で初めて考案し、様々な植物で緑染めを行っています。
山崎氏が著書...

January 13, 2020

この時期、どこの家庭にもあるみかん。うちは、毎年愛媛から箱で買っています。
みかんの色素はカロテンなので水では抽出できません。皮を乾燥、粉砕してアルコールで抽出します。
やさしいみかん色に染めることができました。
 

January 13, 2020

即位礼正殿の儀で天皇が召された衣装は黄櫨染という方法で染められたものです。
黄櫨染は天皇だけが身につけることを許された色で、一般の人は染めることも許されない禁色でした。その方法も長い間公開されていませんでした。
現在では、この染め方は公開され、材料も入手できます。まず、櫨(はぜ)でベースとなる黄色に染めたあと、蘇芳(すおう)で色合いを確認しながら赤色をのせていきます。
ちょっと緊張しますが、黄櫨染をやってみました。写真の例では少し赤みが足りないようです。

January 13, 2020

インド、マレー地方でとれる蘇芳は、平安時代から貴重な色でした。
即位礼正殿の儀で天皇が召された衣装の色は黄櫨染といってハゼと蘇芳で染められます。蘇芳で染めた色も身分の高い人しか着ることができない禁色でした。
蘇芳は染め方によって赤、赤紫、紫と様々な色になるおもしろい素材です。
今回は、媒染の後重ね染めして濃い色(深蘇芳)に染めてみました。木綿でも、こんなに鮮やかに染めることができます。
 

January 13, 2020

日本三大香木と言えば、春の沈丁花、夏のクチナシ、秋のキンモクセイと言われています。
クチナシは初夏にあの甘い香りを町中に漂わせる花ですが、秋になると実がなります。
この実は昔から黄色の染料として使われてきました。ご存じの通り、栗きんとんの色はクチナシでつけます。
定番ですが、クチナシでカラム抽出してみました。クチナシの抽出は簡単で、10分もかかりません。そして、染液が濃いので、染色時間も10分でこんなに濃く染めることができました。
 

January 13, 2020

今年の関東地方のキンモクセイは、いつもより2週間ほど遅く、台風19号の通過直後に開花して、1週間後の台風20号で散ってしまうというあわただしいものでした。キンモクセイの香りを待ち望んでいても、あっという間に終わってしまいます。
今年は、最高状態のキンモクセイの花を摘んで、秋のセミナーに使うことができました。
キンモクセイの花びら染め?ほとんどやった方はいないと思います。
キンモクセイの花の色素は、多くの花の色素であるアントシアニンではありません。通常の花びら染め、草木染めの方法では染めることができません。
でも、抽出方法を工夫すれば...

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