September 29, 2019

ジャパンブルーの愛称で呼ばれる藍染は、日本では江戸時代から庶民の間で大流行した方法です。木綿は草木染では染まりにくい素材ですが、藍との相性はぴったり。見事なジャパンブルーに染まります。


藍染は日本の伝統技術として、長い時間をかけて育てられてきました。徳島県で盛んな藍染は、藍を発酵させて色素を作り、草木灰などを使って色素が水に溶ける状態にして染めます。これは、化学的には酸化・還元反応を使う巧みな方法です。


カラム抽出法は藍の抽出も簡単にできます。短時間で藍から色素を抽出し、カラム抽出器の中で還元反応を行って色素を取り出し、短時間で藍染...

September 24, 2019

山形県最上川流域で盛んだった紅花染め。オレンジ色の可憐な花から、あのショッキングピンクの染め物ができるのは驚きです。

紅花には黄色と赤の二つの色素が含まれています。摘んだばかりのオレンジ色の紅花には、赤の色素は少ないのですが、発酵、熟成させて赤の色素を増やして、抽出段階でpHを調整することで黄色の色素と赤の色素を分けて取り出します。そのため、紅花染めは、染液調製に大掛かりな設備と経験が必要でした。

カラム抽出法を使えば、紅花染めも、たった1個のカラム抽出器で簡単に行うことができます。このカラム抽出器は、これ1つで、抽出、ろ過を行うことが...

September 24, 2019

すでに多くの人がネットにアップしているネタですが、解説付きで紹介します。

ぷよぷよボール、又はジェリーボールという名前でAmazonや楽天で入手できます。
水につけると100倍くらいに膨らむもので、子供のオモチャ、透明容器に入れてインテリア、土の替わりに植物を育てるなどの用途に使われています。

成分はポリアクリル酸という吸水性高分子で、水を吸ってジェリー状になります。この性質を活かして紙オムツ、ナプキン、保冷剤などとして広く使われています。毒性もなく、燃えるごみとして処理すれば有毒ガスも出ません。
ただし、形がタピオカに似ていて、子供が...

September 24, 2019

自然の草木を使う草木染は人と環境にやさしいというイメージがあります。しかし、従来の草木染の方法は、草木染のプロが、長い経験の中で作ってきたものです。その方法を、そのまま家庭に持ち込んで大丈夫でしょうか?

例えば、使う薬品も、プロは強アルカリ、重金属、濃染剤、発色剤など実用に耐える製品を作るために危険なものも多く使います。一般家庭で草木染をするための薬品は、安全性を十分に考えて選ぶ必要があります。

また、道具や材料も、プロは大きな装置、大量の材料を使います。一般の人には大きすぎる、それほど大量の材料を用意するのも大変です。さらに、材料の廃...

September 16, 2019

フレッシュハーブや花の保存方法は、①冷凍保存、②乾燥 があります。多くのハーブは乾燥して保存されていますが、庭でとれた花やハーブを乾燥するにはどうすればいいのでしょう?


風通しの良いところでそのまま乾燥させるのが手軽ですが、ハーブの中には乾燥に時間がかかり、その間に酸素や光で有効成分が分解してしまうものがあります。生花も、乾燥に時間をかけると、色が変わってしまうものも多くあります。


業務用真空乾燥機は、空気を抜いて、低い温度、短時間で乾燥するので、ハーブや花が痛まずに乾燥できます。でも、装置はとても大掛かりで高価です。


LSアカデミ...

September 12, 2019

草木染を経験された方、楽しんでおられる方は多いと思います。


草木染は、紀元前から始められて、江戸時代くらいまでは産業として盛んに行われていましたが、安価な合成染料の開発によって、経済的に成り立たなくなり、一気に衰退し、今では一部の伝統工芸として続けられているにすぎません。

しかし、近年では自然志向ブーム、安全・安心への志向から、コスト的、耐候性では合成染料に劣るものの、自然の色彩である天然色素で染色することが見直されてきました。

草木染の本やネットでの情報、教室も多くありますが、ほとんどは昔から伝統的に伝えられた方法しか使われていません...

September 9, 2019

「画期的な抽出方法」

色とりどりの花の色を抽出してみたいと思ったことはありませんか?花だけでなく、新緑の緑、紅葉の赤や黄、木々の茶色など自然には様々な色にあふれています。

現在は合成染料で衣料、生活用品、食品などはカラフルな色に染められてはいるのですが、自然の色は派手ではないけれど、気持ちが落ち着くのではないでしょうか。

そんな、自然の植物の色を簡単に抽出する新しい方法「カラム抽出法」を開発しました。今まで、花の色の抽出は、多くの花を集めて手間をかけて抽出していましたが、カラム抽出法だと、ほんの5g、片手に乗る程度の量があれば、たった10...

August 18, 2019

ファーム富田の芳香蒸留水からFSEフレグランスを作りました

ファーム富田は説明する必要もないと思いますが、富良野にある日本で一番有名なラベンダー園です。
https://www.farm-tomita.co.jp/sp/

今年初物の芳香蒸留水を取り寄せました。ラベンダー4リットル、おかむらさき4リットルです。
4リットルの芳香蒸留水を取るには、約10kgのラベンダーを蒸留しています。これが2500円なので安いですね。

ファーム富田では一度に200kgのラベンダーを蒸留しています。
芳香蒸留水は大型蒸留器で一気に作るため、やはり草っぽい匂い...

August 18, 2019

嵐山町でラベンダー蒸留

日本最大級のラベンダー園で作られたラベンダーを試験蒸留。
35リットルの蒸留器を使って、30mLの精油と600mLの芳香蒸留水が得られました。

今回は、蒸留条件の最適化のための試験蒸留です。精油の香り改善のための銅ウールの効果も確かめました。

更に、芳香蒸留水はFSEフレグランスに加工。大規模化のために、1回で8リットルの芳香蒸留を処理できる大型FSE抽出装置を開発しました。

来年のラベンダー祭りには嵐山産のラベンダー精油やオリジナルグッズが並ぶかもしれません。

July 25, 2019

もう、すっかり定番になりましたね。
無水エタノールと精油があれば簡単に作れます。

多くのレシピが公開されていますが、今回は認知症患者への研究例もあるレシピで作ってみました。
http://dspc2007.com/pdf/limbic-18.pdf
http://www.kansai.ac.jp/pdf/kuhs_kiyo_06/14_br_yurugi.pdf

無水エタノール 20g
ラベンダー精油 27滴
スイートオレンジ精油 13滴

妻から 「まずは自分で試してみれば」と言われてしまいました(笑)

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September 17