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最高のラベンダーの香りを取る方法

最高のラベンダーの香りを取る方法



北海道からラベンダーの便りが聞こえてきました。待ちに待ったラベンダーの季節の開幕です。

ラベンダーは多くの人が好きな香りです。蒸留もしやすく、簡単に精油が取れることから蒸留初心者にも扱いやすい花です。

ここでは、最高のラベンダーの香りを取るためのポイントを紹介します。

(1)フレッシュかドライか?

ドライラベンダーにも精油は残っているので蒸留は可能ですが、乾燥させるときに揮発性の高い精油(トップノート)が失われるので、ドライラベンダーを蒸留すると重い香りになります。ラベンダー畑にいるような爽やかな香りは、摘みたてのフレッシュラベンダーでないと取ることができません。また、ラベンダーは開花してしまうと一気に香りは飛んでしまうので、開花直前の蕾がベストです。

(2)水蒸気蒸留(常圧)か減圧蒸留か?

ラベンダーは香りが強いので、通常の水蒸気蒸留(常圧)でも香りは取れます。しかし、やはり花の香は熱で分解してしまうので、どうしても枯れ草臭、イモ臭のような悪臭が混じってしまいます。減圧蒸留は低温で空気のほとんど無い条件で蒸留するので悪臭を含まないクリアな香りが取れます。比べてみると、その差は歴然です。カプセル蒸留は、家庭で簡単に減圧蒸留ができる装置です。ぜひ、一度お試しください。

(3)前処理方法は全草か花だけか?

ラベンダーは茎にも香り成分が含まれています。そのため工業的にラベンダー精油を取る方法は、機械で茎ごと刈り取って、そのまま全草蒸留します。しかし茎を含んだまま蒸留すると、どうしても生臭さ、枯れ草臭などが混ざって、濁った香りの精油が取れます。自宅で蒸留する場合は、ていねいに花だけ取って蒸留してみてください。工業的に作られた市販の精油と全く違う高品質の精油が取れます。

(4)精油か芳香蒸留水か?

精油と芳香蒸留水に含まれる芳香成分は大きく違います。精油の主成分は酢酸リナリル、リナロール、β-カリオフィレン、cis-オシメンなど水に溶けにくい成分で、直接嗅ぐと刺激のあるきつい香りです。芳香蒸留水の成分はリナロール、α-テルピネオール、クマリン、テルピネン-4-オール、ボルネオールといった水に溶けやすい成分で、精油より瑞々しく優しい香りです。ラベンダー畑の香りは、精油と芳香蒸留水の両方の香りが含まれたものです。ラベンダーの本当の香りを作るには、芳香蒸留水を濃縮してFSEフレグランスを作って精油と混ぜれば完成です。ラベンダー畑の香りが再現できます。

(5)精油かアブソリュートか?

精油は水に溶けない成分しか入っていないのですが、アブソリュートは芳香蒸留水に含まれる成分の多くが抽出されています。アブソリュートは熱をかけないので香りは分解することなくフレッシュなまま抽出されます。ラベンダーのアブソリュートはほとんど市販されていませんが、明らかに精油よりラベンダー本来の香りに近いものです。ぜひこの香りを経験してもらいたいと思います。期間限定、本数限定でカドリーサボンで販売しています。

(6)精油かアンフルラージュか?

FSEアンフルラージュは空気中に漂う香りを直接濃縮するものです。そのため、精油成分も芳香蒸留水成分もすべて含まれています。熱もかけないのでフレッシュな香り成分もそのまま抽出されます。すべての方法で最もラベンダー畑の香りに近いのはアンフルラージュです。FSEアンフルラージュ装置はカドリーサボンで販売しています。

(7)グロッソかおかむらさきか?

ラバンジン系グロッソは香りが強く広く出回っているラベンダーです。多くの人がイメージするのはグロッソで、いかにもラベンダーという香りです。おかむらさきはグロッソほど香りを主張しませんが、ラベンダー畑で風に漂って香るやさしい、上品な香りです。これは好みの問題なので好きな方を選べばいいのですが、一度は両方の香りをかぎ比べてみてください。

以上の特徴を考えて、今年は自分にとって最高の方法でラベンダーを楽しんでください。

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