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真空技術で広がる世界

September 17, 2017

真空と聞くと、なんだか難しくて科学屋さんの世界の話のように思えますが、実は身近に真空を使ったものは多くあります。
・魔法瓶 二重構造の瓶の内部を真空にして、熱が伝わりにくくしています
・フリーズドライ 乾燥野菜、フルーツ、インスタントコーヒー、乾麺などに利用されています
・真空パック 空気と触れないので食品が長持ちします
・真空炊飯器 お米を真空にすることで、空気が抜けて、水が浸透しやすくなり、早く炊飯できます
・卵のパックやブラスチック製品の成型
・化粧品や食品の容器への充填
・石油を減圧蒸留して、ガソリン、灯油、航空機燃料を作る
・ソーラーパネル、テレビやスマホの液晶、宝飾品のメッキなどにも使われています

 

 真空技術の特長は、
(1)空気に触れないので酸化しにくい、雑菌が繁殖しにくい(フリーズドライ、真空パック)
(2)空気が抜けて、水や油がしみこみやすくなる(真空炊飯器、レトルト食品)
(3)沸点が低くなり、水が蒸発しやすくなる(フリーズドライ、石油の蒸留、メッキ)
などです。

 

 

 LSアカデミーも、早くから真空技術に目を付け、ハーブの抽出や蒸留に応用し、誰でも使えるような形にしてセミナーでお教えしています。

 

【ハーブ真空抽出(HVE)】
 真空技術の基礎から始めて、まず真空保存容器の使い方を学びます。この容器があれば、食品や飲料、フレッシュハーブなどを真空で長期間保存できます。HVEは容器を真空状態にしてハーブを抽出するので、ドライハーブに含まれる空気が抜けて、オイルが内部まで浸透し、効率的にハーブ成分を抽出できます。また、エタノールの除去は減圧蒸留という方法を使い、低温で蒸留するので、ハーブ成分から抽出した大切な抗酸化成分も分解しません。

 

【カプセル蒸留】
 減圧水蒸気蒸留/減圧蒸留が簡単にできるようになりました。今まで、大型の装置を使わなければできなかった減圧蒸留が、キッチンで片手間でできます。簡単だけど、できた芳香蒸留水やエッセンシャルオイルは市販のものと比較しても最高品質。これは、減圧蒸留することで、芳香成分が低温で空気のない状態で蒸留できるので、ほとんど酸化や熱分解しない。しかも、工業用減圧蒸留装置では実現できない完全密閉状態での蒸留なので、揮発しやすいトップノートの芳香成分も100%回収できるからです。

 

【真空超音波乳化法】
 クリーム作りは、従来クリーマーなどで長時間かき混ぜる必要がありました。このとき高温で空気に触れるので成分の酸化が問題になっていました。超音波真空乳化法は、クリーム作りを真空で行うもので、オイルやハーブ抽出成分が分解しないので、高品質で腐りにくいクリームを作ることができます。この方法は、真空・密封状態で超音波で乳化する画期的な方法です。

 

【アブソリュート】
 季節に咲くデリケートな花の香りの抽出は、水蒸気蒸留ではうまくいかないものが多かったのですが、溶媒(溶剤)抽出法を使えば、花の香りそのもののアブソリュートを作ることができます。溶媒抽出法は引火性の有機溶剤を使うので、家庭では難しいと考えられていましたが、LSアカデミーは、家庭でも簡単、安全に抽出できる方法、装置を開発しました。溶剤を除くのに減圧蒸留を使っていますが、この装置は揮発性の溶剤が外に漏れることなく、安全に使うことができます。
 LSアカデミーは、このように、今まで会社や研究者だけが使っていたスゴイ技術を、家庭でもカンタンにできるようにして、皆さんにお伝えしています。
 キーワードは「スゴイけどカンタン」です。

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